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住宅ローン審査の知識

40代からの住宅ローンは何年借りられる?完済年齢から逆算する

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40代からの住宅ローンは何年借りられる?完済年齢から逆算する

住宅ローンの多くは、完済時の年齢に上限があります。上限が80歳の場合、35年ローンを組めるのは45歳までが目安で、それ以降は借入期間が短くなり、毎月の返済額が増えます。40代から借りるときは、完済年齢から逆算して計画を立てることが大切です。

01 完済時年齢は、ほぼすべての金融機関が見ている

国土交通省の調査(令和7年度、回答994機関)では、98.4%の機関が完済時年齢を審査項目にしており、具体的な基準(複数回答)は「80歳未満」が716機関で最も多い結果でした。出典 三菱UFJ銀行は、完済時年齢の上限が80歳未満に設定されている理由として、団信の保障期間が80歳までであることを挙げています。出典

02 フラット35の借入期間の計算式

フラット35の借入期間は、「80歳−申込時の年齢(1年未満切上げ)」と35年のいずれか短い方で、15年以上(60歳以上は10年以上)です。申込時の年齢は満70歳未満が条件です。出典35年より長く借りる場合の条件と返済額の変化は、住宅ローンを40年・50年で組む場合の条件で扱っています。

申込時の年齢と、フラット35の最長借入期間
申込時の年齢 計算 最長の借入期間
40歳0か月 80−40=40 → 35年が上限 35年
45歳0か月 80−45=35 35年
45歳1か月 1年未満切上げで46歳 → 80−46 34年
48歳6か月 切上げで49歳 → 80−49 31年
50歳0か月 80−50 30年

「1年未満切上げ」のため、誕生日を1か月過ぎただけで最長期間が1年短くなります。

03 借入期間が短くなると、返済額はどう変わる?

3,000万円を借りた場合の毎月返済額と総返済額(試算)
借入期間 毎月の返済額 総返済額 年収450万円の返済負担率
35年 約9.2万円 約3,858万円 24.5%
30年 約10.4万円 約3,727万円 27.6%
25年 約12.0万円 約3,599万円 32.0%
20年 約14.5万円 約3,474万円 38.6%

試算の前提:元利均等返済、金利は年1.5%で全期間一定と仮定(特定の金融機関の適用金利ではありません)。千円未満・1万円未満は四捨五入。他の借入れはなし。

期間が短いほど総返済額は減りますが、毎月の返済額と返済負担率は上がります。毎月の返済額と利息がどう決まるかは、住宅ローンの利息の計算方法で式と内訳を示しています。フラット35の返済負担率の基準は、年収400万円以上で35%以下です。出典 上の例では、20年にすると基準を超えます。

04 借入期間を確保する方法

  • 親子リレー返済:後継者(子など)の年齢をもとに借入期間を計算できる。出典 詳しくは親子リレー返済の解説へ。
  • 収入合算:返済負担率は下がるが、合算額が年収の50%を超えると年齢が高い方を基準に期間を計算するため、合算する人の年齢に注意。出典
  • 借入額を抑える:土地や建物の予算を見直し、短い期間でも無理なく返せる額にする。

05 40代で確認しておきたいこと

  • 団信の年齢条件:フラット35の新3大疾病付機構団信は、加入できる年齢が満51歳未満。出典
  • 定年後の返済:完済が定年後になる場合、年金収入も含めた資金計画を立てる。出典

毎月の返済額は返済シミュレーション、借りられる額の目安は借入可能額シミュレーションで確認できます。

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