| NG行動の例 | リスク |
|---|---|
| 短期間に何社も同時に申し込む | 「申込みが多い」こと自体が他の金融機関の審査に影響する場合がある |
| 落ちた理由を確認せず、同じ条件で再申込みする | 同じ理由で再び否決される可能性が高い |
| 審査中に新たな借入れ・カードローンを増やす | 返済負担率が悪化し、さらに通りにくくなる |
| 携帯電話や家電の分割払いを延滞したまま放置する | 事故情報として記録され、他の借入審査にも影響する可能性がある |
※実際の審査結果は金融機関ごとに異なります。一般的な傾向としての目安です。
01 住宅ローン審査に落ちた後、何社まで再申込みしていい?
結論として、再申込みできる社数に明確な上限は定められていません。ただし、短期間に何社も同時に申し込むと、「申込みが多い」という事実自体が他の金融機関の審査に影響する可能性があるといわれています。
住宅ローンの審査に落ちると、「他の金融機関ならどうか」とすぐに次の審査に申し込みたくなる気持ちはよく分かります。しかし、落ちた理由を確認しないまま同じ条件で申し込みを繰り返すと、同じ理由で再び否決される可能性が高くなります。
まずは落ちた理由を可能な範囲で把握し、状況を整理してから次の申込みに進むことが、結果的に近道になる場合があります。
02 再申込みの間隔はどれくらい空けるべき?
信用情報には、住宅ローンの「申込み」自体が一定期間記録される仕組みがあります。CIC・JICCといった主な信用情報機関では、申込情報はおよそ6ヶ月(半年)程度で登録が消えるとされています。全国銀行個人信用情報センター(KSC)についても、情報の種類によって保有期間の考え方が異なる場合があるといわれています。機関ごとの公式の登録期間は3機関の登録期間の比較にまとめています。
この仕組みを踏まえると、「半年程度」が再申込みの間隔を考える一つの目安になります。短期間に複数の金融機関へ立て続けに申し込むと、申込情報が残っている間は他の金融機関から見て「借入れを急いでいる」という印象を与えてしまう可能性があります。
ただし、これはあくまで一般的な目安であり、「半年空ければ必ず通る」というものではありません。落ちた理由が明確で、それを解消できる見込みがある場合は、申込情報が消えるタイミングも意識しながら、一定の準備期間を置いて再申込みを検討することをおすすめします。
一方で、落ちた理由が金融機関ごとの審査方針の違いによるものであれば、間隔を空けずに別の金融機関へ申し込むこと自体が問題になるとは限りません。理由によって対応が変わる点に注意が必要です。
03 審査に落ちた後、やってはいけないNG行動
上の表にまとめた通り、審査に落ちた後にやりがちなNG行動がいくつかあります。特に注意したいのが、審査中や落ちた直後に新たな借入れ(カードローンの利用、車のローンなど)を増やしてしまうことです。
借入れが増えると返済負担率が上がり、次の審査でさらに不利になる可能性があります。「今のうちに」と急いで別の借入れをするのではなく、まずは現在の借入状況を維持したまま、原因を整理することが大切です。
また、携帯電話本体や家電の分割払いを延滞したまま放置していないかも確認しましょう。ご本人が意識していない延滞が、信用情報上の事故情報として記録されているケースは珍しくありません。
04 落ちた理由を推測する3つの視点
1つ目は返済負担率です。年収に対して希望する借入額が大きすぎると、返済負担率の基準を超えてしまい審査に通らないことがあります。関連記事『年収300万円台でも組める?住宅ローンの借入可能額を年収別に解説』で、目安を確認できます。
2つ目は信用情報です。携帯電話や家電の分割払いの延滞など、ご本人が意識していない事故情報が記録されている場合があります。信用情報機関への開示請求で確認することができます。開示請求そのものが金融機関に伝わるかは、開示請求が金融機関に知られるかで機関別に確認できます。
3つ目は勤続年数・雇用形態です。転職直後や自営業を始めたばかりのタイミングは、収入の安定性を判断しづらいという理由で審査が慎重になる傾向があります。
05 再申込み前に整えておきたい3つの準備
1つ目は、借入状況の整理です。使っていないカードローンの解約や、車のローンを含めた「おまとめローン」の利用など、返済負担率を改善できる対策がないか確認しましょう。
2つ目は、信用情報の確認です。事故情報が記録されていないか、ご自身で開示請求して把握しておくと、再申込みの際に落ち着いて臨めます。
3つ目は、複数の金融機関の比較です。1社の基準だけにこだわらず、借入ありの方の審査に前向きな金融機関を含めて、複数の選択肢を検討することをおすすめします。
06 借入ありの人が再申込みで意識したいこと
車のローンやカードローンなど他の借入れがある状態で審査に落ちた場合、『おまとめローン』という別の金融商品を利用して借入れを一本化することで、返済負担率を改善できる可能性があります。
既存の借入れを整理しないまま同じ条件で再申込みを繰り返すよりも、借入状況そのものを見直したうえで、審査に前向きな金融機関を選ぶ方が、結果につながりやすい場合があります。
金融機関によって審査基準や借入ありの方への対応は大きく異なります。1社に落ちたからといって諦めず、借入ありの方の審査実績が豊富な提携先を複数比較することをおすすめします。
07 よくある質問
Q. 審査に落ちた理由を金融機関に聞いても教えてもらえますか? A. 具体的な理由は開示されないことが一般的です。信用情報の開示請求で自分の状況を確認するか、専門家と一緒に振り返ることをおすすめします。
Q. 事前審査に落ちたら、本審査も同じ結果になりますか? A. 事前審査と本審査は確認される内容が異なるため、必ずしも同じ結果になるとは限りません。事前審査に落ちた原因を確認したうえで、別の金融機関を検討する余地があります。
Q. 何度も落ちていますが、それでも住宅ローンは組めますか? A. 落ちた理由や借入状況によって対策は異なります。複数回落ちている場合こそ、一度立ち止まって状況を整理することをおすすめします。
Q. 再申込みの際、以前と違う年収や借入状況を申告してもいいですか? A. 実際の状況が変わっていれば、その内容を正確に申告してください。事実と異なる申告は審査上のトラブルにつながるため避けましょう。
Q. 落ちた記録は住宅ローン以外のローンにも記録されますか? A. 審査に落ちたという結果自体が信用情報に記録されるわけではありませんが、申込みの履歴は一定期間残るといわれています。
Q. 事前審査で落ちた場合と本審査で落ちた場合、対応は変わりますか? A. どちらの段階で落ちたかによって、確認すべきポイントが異なります。落ちた段階も含めてお聞かせいただくと、原因を整理しやすくなります。
08 審査基準は金融機関によって大きく異なる
同じ年収・同じ借入状況でも、金融機関によって審査結果が異なることは珍しくありません。ある金融機関の基準では否決でも、別の金融機関では前向きに検討してもらえるケースがあります。
特に借入ありの方の審査は、金融機関ごとの方針の差が大きく出やすい分野です。借入ありの方の審査実績が豊富な金融機関を知っているかどうかが、結果を左右することがあります。
1社の審査結果だけで「自分は住宅ローンを組めない」と判断してしまうのは早計です。複数の金融機関を比較したうえで、次の一手を考えることをおすすめします。
09 審査に落ちても注文住宅を建てられた実例
NIKO ESTATEでは、年収320万円・車のローンありのご夫婦が、複数の金融機関を比較したうえで審査に通り、手出し金0円で注文住宅を建てられた実績があります。
審査に一度落ちた経験がある方からのご相談も多くいただいています。落ちた理由を整理し、借入状況を見直したうえで、審査に前向きな金融機関をご紹介することができます。
10 審査落ちの通知だけでは分からないことを、どう確認するか
多くの金融機関では、審査に落ちた具体的な理由を開示しません。そのため、通知だけを見ても「なぜ落ちたのか」が分からず、同じ失敗を繰り返してしまうことがあります。
まず確認したいのは信用情報です。ご自身で開示請求を行えば、延滞などの事故情報が記録されていないか、他社からの借入状況がどう見えているかを確認できます。
次に、申込み時に提出した年収・借入状況の内容を振り返り、返済負担率が金融機関の基準を超えていなかったかを試算してみましょう。関連記事『年収300万円台でも組める?住宅ローンの借入可能額を年収別に解説』も参考になります。
自分で判断が難しい場合は、無料相談で申込み内容を一緒に振り返り、落ちた理由の見当をつけたうえで、次の一手を考えることができます。
11 落ちた記録は住宅ローン以外にも影響する?
住宅ローンの審査に落ちたという事実自体が、他のローンやクレジットカードの審査に直接影響するとは限りません。ただし、落ちた原因(返済負担率の高さや事故情報など)は、他の審査にも共通して影響する可能性があります。
そのため、住宅ローンの審査対策として借入状況を整理することは、他の借入れの審査にとってもプラスに働く場合が多いといえます。
落ちた経験を前向きに捉え、今の借入状況を見直すきっかけとして活用することをおすすめします。
12 落ち込みすぎず、次の一手を考えるために
住宅ローンの審査に落ちると、「自分には無理なのではないか」と落ち込んでしまう方も少なくありません。しかし審査結果は、その時点での申込内容と金融機関の基準が一致しなかった結果にすぎず、今後の可能性を否定するものではありません。
借入状況を整理する、信用情報を確認する、複数の金融機関を比較するといった対策を一つずつ進めることで、状況が変わるケースは珍しくありません。焦って何社も同時に申し込むより、落ち着いて準備を整える方が、結果的に近道になることが多いです。
「何から手をつければいいか分からない」という段階でも構いません。まずは現在の状況を整理するところから、一緒に始めていきましょう。
13 審査に落ちても、諦める前にご相談ください
住宅ローンの審査に落ちることは珍しいことではありません。大切なのは、落ちた理由を整理し、闇雲に再申込みを繰り返さないことです。
NIKO ESTATEでは、借入ありの方の審査サポートを数多く手がけてきました。「なぜ落ちたのか分からない」という段階でも、住宅ローン審査診断や無料相談で状況を一緒に整理できます。
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