NIKO ESTATE
住宅ローン審査の知識

信用情報の「事故情報」とは?携帯・家電の分割延滞が響く理由

運営:NIKO ESTATE(株式会社LBC)
行為の例 事故情報として記録される目安
携帯電話本体の分割払いの延滞 一般的に61日以上、または3か月以上の延滞が続くと記録されるといわれる
クレジットカードの支払い延滞 同上の目安といわれる
家電・家具の分割払いの延滞 同上の目安といわれる
自己破産・債務整理 一般的に5〜10年程度、記録が残るといわれる

※信用情報機関(CIC・JICC等)や個別の状況により異なる一般的な目安です。正確な記録内容はご自身での信用情報開示請求でご確認ください。

01 信用情報の「事故情報」とは?

事故情報とは、ローンやクレジットカードの支払いを一定期間延滞した場合などに、信用情報機関に記録される情報のことです。一般的に「異動情報」とも呼ばれ、住宅ローンなど新たな借入れの審査に影響するといわれています。

事故情報というと自己破産や債務整理をイメージする方が多いかもしれませんが、実際には携帯電話本体の分割払いや家電の分割払いの延滞など、日常生活の中で気づかないうちに記録されているケースも少なくありません。

住宅ローンの審査に落ちた理由が分からない場合、この事故情報が影響している可能性があります。次の項目で、具体的にどのような行為が対象になるのかを見ていきます。

02 携帯・家電の分割払いの延滞が事故情報になる理由

携帯電話本体を分割払いで購入する契約は、法律上「個別信用購入あっせん」というローン契約に該当します。そのため、支払いを延滞すると、他のローンと同様に信用情報機関に記録される可能性があります。

「携帯電話の料金を少し滞納しただけ」という認識でも、本体代金の分割払い分が延滞扱いになっていることに気づいていないケースは意外と多くあります。家電や家具の分割払いも同様の仕組みです。

上の表のとおり、一般的に61日以上、または3か月以上の延滞が続くと事故情報として記録されるといわれています。1日〜数日程度の遅れですぐに記録されるわけではありませんが、うっかり長期化してしまうケースには注意が必要です。督促状が届いた時点で何が登録されるかは、督促状が届いたときの信用情報で機関ごとに整理しています。

03 延滞日数の段階で見る影響の目安

延滞といっても、その日数によって扱われ方には違いがあります。ここでは一般的にいわれている目安を段階別に整理します。

数日程度の遅れであれば、多くの場合は事故情報として記録されず、支払い後に元通りの状態に戻るとされています。うっかり引き落とし日を忘れてしまった、口座残高が一時的に不足していたといったケースがこれにあたります。

1ヶ月程度の延滞になると、契約先から督促の連絡が来る段階になり、信用情報上も「入金状況」として一定期間記録されることがあります。ただしこの段階では、まだ事故情報(異動情報)として扱われないことが多いといわれています。

2ヶ月(61日)以上、または3ヶ月以上延滞が続くと、多くの信用情報機関で事故情報として記録される目安とされています。この段階まで進むと、住宅ローンなど新たな借入れの審査に影響する可能性が高まります。延滞に気づいた時点で、できるだけ早く支払いを済ませることが重要です。

04 事故情報が住宅ローン審査に与える影響

住宅ローンの審査では、金融機関が信用情報機関に照会を行い、これまでの借入れ・返済状況を確認します。事故情報が記録されていると、返済能力や返済意思に懸念があると判断され、審査に通りにくくなる場合があります。

ただし、事故情報が記録されているからといって、必ずしもすべての金融機関で審査に通らないというわけではありません。金融機関によって事故情報への見方や基準は異なるため、1社に落ちても他の金融機関では状況が変わる可能性があります。

また、事故情報には一般的に一定の保有期間があり、その期間を過ぎれば情報は削除されるといわれています。現在の記録状況を知りたい場合は、信用情報機関へご自身で開示請求することができます。開示請求をしたことが金融機関や家族に伝わるかは、信用情報開示が金融機関や家族に知られるかで整理しています。

05 事故情報以外にも信用情報に記録される情報がある

信用情報には、事故情報(延滞などのマイナス情報)だけでなく、これまでの借入れ・返済状況全般(残高、返済履歴、申込み履歴など)も記録されています。延滞がなくても、多額の借入れが残っていれば審査に影響することがあります。

また、住宅ローンやカードローンなどの「申込み」自体も、一定期間、信用情報に記録されるといわれています。短期間に何度も申し込むと、他の金融機関の審査に影響する可能性がある点は、関連記事『住宅ローン審査に落ちた後、何社まで再申込みしていい?間隔とNG行動』でも解説しています。

つまり信用情報は、事故情報の有無だけでなく、借入れ全体の状況を映す記録だといえます。事故情報がなくても、他の借入れが多い場合は返済負担率の面で審査に影響することがあります。信用情報に登録されない税金の未納が申込先に伝わる場面は、税金の滞納と納税証明書にまとめています。

06 事故情報があっても住宅ローンを組めた実例はある?

NIKO ESTATEでは、車のローンなど複数の借入れがある状態からでも、金融機関の審査に通り注文住宅を建てられた実績があります。年収320万円・車のローンありのご夫婦が手出し金0円で建てられたケースもその一つです。

事故情報の内容や記録からの経過期間、他の借入状況によって、審査に前向きな金融機関は異なります。1社の審査結果だけで諦めず、複数の金融機関を比較することが重要です。

07 自分の信用情報を確認する方法

信用情報は、CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センターといった信用情報機関へ、ご本人が開示請求することで確認できます。郵送やインターネット、窓口など、機関によって受付方法が異なります。どの機関にどの契約が載るかは3つの信用情報機関の違いで整理しています。

「なぜ審査に落ちたのか分からない」という場合は、まず自分の信用情報にどのような記録があるかを確認することをおすすめします。事前に状況を把握しておくことで、住宅ローンの審査に臨む前の対策も立てやすくなります。

確認した結果、身に覚えのない延滞や誤った記録が見つかった場合は、各信用情報機関の手続きに沿って訂正を申請することも可能です。

08 よくある質問

Q. 携帯電話料金の延滞は、通信料金部分でも記録されますか? A. 一般的に事故情報として扱われるのは、端末本体の分割払い(個別信用購入あっせん)部分であり、通信料金の未払いとは別に扱われることが多いといわれています。詳しくは各携帯電話会社にご確認ください。

Q. 事故情報が記録されていたら、住宅ローンは絶対に組めませんか? A. 記録の内容や期間、他の借入状況などによって審査結果は異なります。金融機関によって見方も異なるため、複数の金融機関を比較することをおすすめします。

Q. 事故情報が消えるまでどれくらいかかりますか? A. 記録の種類や信用情報機関によって保有期間の目安は異なります。正確な期間はご自身での開示請求でご確認いただくのが確実です。

Q. 延滞から数日で支払った場合も記録されますか? A. 一般的に短期間で解消した支払い遅れは、事故情報として扱われないことが多いといわれています。長期化させないことが重要です。

Q. 携帯電話を機種変更するタイミングで確認すべきことはありますか? A. 新しい端末を分割払いで購入する場合は、支払い方法を見直す良い機会です。延滞のリスクを減らす設定にしておくと安心です。

09 事故情報を防ぐために日頃からできること

分割払いの支払い方法をクレジットカードの自動引き落としに設定しておくと、うっかり忘れによる延滞を防ぎやすくなります。口座残高が不足しないよう、引き落とし前に確認する習慣をつけることも有効です。

支払いが厳しくなりそうな場合は、延滞する前に契約先へ相談することをおすすめします。事前に相談し、支払い条件を見直してもらえれば、事故情報として記録されるリスクを避けられる場合があります。

複数の分割払い契約がある場合は、支払日を一覧にして管理しておくと、うっかりの延滞を防ぎやすくなります。

10 事故情報が記録されていた場合の向き合い方

信用情報を確認した結果、事故情報が記録されていた場合でも、焦って複数の金融機関に一斉に申し込むのは避けましょう。まずは記録内容と経過期間を正確に把握することが先決です。

事故情報があっても、他の借入状況や返済実績によっては、審査に前向きな金融機関が見つかる場合があります。状況を整理したうえで、無料相談などで選択肢を確認することをおすすめします。

11 事故情報の記録内容によって対応は変わる

同じ「事故情報」でも、1回だけの短期延滞なのか、長期間にわたる延滞なのか、あるいは自己破産・債務整理によるものなのかによって、金融機関の見方は大きく異なります。

1回だけの短期延滞であれば、その後の返済実績次第で審査に大きな影響を与えないと判断される場合もあります。一方、長期の延滞や複数件の事故情報がある場合は、より慎重に見られる傾向があります。

「自分の記録がどの程度のものか」を正確に把握することが、次の対策を考えるための第一歩です。信用情報の開示請求で、記録の種類や件数を確認しておきましょう。CICの報告書で「異動」や入金状況の記号をどこから見るかは、CICの開示報告書の見方にまとめています。

記録内容によっては、時間を置いて記録が消えるのを待つ方法と、組み換えなど別の方法を組み合わせて検討する方法があります。状況に応じた進め方は、無料相談でご案内しています。

12 事故情報の有無を、審査前に伝えるべきか

住宅ローンの申込み時には、正確な情報を申告することが基本です。事故情報の有無を隠して申し込んでも、信用情報機関への照会で判明するため、正直に申告したうえで対策を相談する方が結果的にスムーズです。

事前に状況を伝えておくことで、金融機関側もどのような書類・説明が必要かを整理しやすくなり、審査全体がスムーズに進む場合があります。

「事故情報があることを言いづらい」と感じる方も多いですが、NIKO ESTATEでは状況を踏まえたうえでの相談を前提としていますので、遠慮なくお聞かせください。

13 家族の信用情報が本人の審査に影響することはある?

原則として、信用情報は個人ごとに管理されており、配偶者や家族の事故情報がご本人の住宅ローン審査に直接影響することは一般的にはないとされています。

ただし、収入合算やペアローン、連帯保証人として家族が関わる場合は、その家族の信用情報も審査対象に含まれることがあります。組み方によって審査対象が変わる点に注意が必要です。

「家族に事故情報があるかもしれない」と不安な場合も、組み方を工夫することで対応できる場合があります。まずは状況をお聞かせください。

14 事故情報が心配な方は、まずご相談ください

「もしかしたら事故情報が記録されているかもしれない」と不安な場合、闇雲に住宅ローンの審査に申し込むよりも、まず状況を確認してから進める方が安心です。

NIKO ESTATEでは、信用情報の内容を踏まえたうえで、審査に前向きな金融機関をご紹介しています。住宅ローン審査診断や無料相談で、まずは現在の状況をお聞かせください。

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