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住宅ローン審査の知識

持病があると住宅ローンは組めない?団信の種類と選択肢

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持病があると住宅ローンは組めない?団信の種類と選択肢

持病があるからといって、住宅ローンを必ず組めないわけではありません。多くの住宅ローンは団体信用生命保険(団信)への加入が条件ですが、加入条件を緩和した団信や、団信に入らなくても利用できるフラット35といった選択肢があります。

01 健康状態は、ほとんどの金融機関が見ている

国土交通省の調査(令和7年度、回答994機関)では、96.1%の機関が健康状態を審査項目にしています。その具体的な内容(複数回答)は「団信加入が必要」が834機関、「団信加入は選択可能」が89機関、「団信加入は不要」が2機関でした。出典

団信は、借りた人が亡くなったときなどに保険金でローンが返済される保険です。保険会社の引受審査があるため、健康状態によっては加入できないことがあります。

02 団信の主な選択肢

団信の選択肢の比較
選択肢 内容 主な条件・注意点
一般的な団信(例:フラット35の新機構団信) 死亡、身体障害者手帳1級・2級に該当したときに保険金で返済 満15歳以上満70歳未満で、生命保険会社の加入承諾が必要。保障は満80歳の誕生日の月末まで
加入条件を緩和した団信(例:三菱UFJ銀行のワイド団信) 持病や病歴があっても加入できる場合がある 金利が年0.3%上乗せ。借入時18歳以上50歳の誕生日まで。引受審査あり
団信なし(フラット35) 団信に加入せずに借りる 健康上の理由などで団信に加入しない場合も利用できる。万一のときはローンが残る

出典:新機構団信・ワイド団信・フラット35。三菱UFJ銀行のワイド団信は、対象となりうる病気の例として高血圧症・糖尿病・脂質異常症・潰瘍性大腸炎・高尿酸血症(痛風)を挙げ、それ以外でも加入できる場合があるとしています。出典

フラット35の新3大疾病付機構団信は、加入できる年齢が満15歳以上満51歳未満で、がん・急性心筋梗塞・脳卒中や要介護状態も保障の対象になります。出典

03 告知は、ありのままを正確に

団信に申し込むときは、健康状態を告知書で申告します。フラット35の案内では、告知日現在のありのままの状態を本人がもれなく正確に記入し、告知の内容と事実が異なっていた場合には、保険金が支払われず債務を返済できないことがあるとされています。出典 審査に通りやすくするために事実と違う告知をすることは、かえって家族に負担を残すことになりかねません。

04 団信に入らずに借りるときの注意

団信なしで借りると、万一のときに保険金でローンが返済される仕組みがありません。家族にローンが残る可能性を踏まえ、手元の生命保険などで備えられるかを確認したうえで検討しましょう。

05 検討の順番

  1. 通院・服薬の状況や病名、治療の時期を整理する。
  2. まず一般的な団信に申し込めるか確認する。
  3. 難しい場合は、加入条件を緩和した団信を扱う金融機関を検討する(年齢条件と金利上乗せを確認)。
  4. それでも難しい場合は、団信なしで利用できるフラット35と、万一への備えをあわせて検討する。

フラット35と民間ローンの違いはフラット35と民間住宅ローンの比較で紹介しています。

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