NIKO ESTATE
頭金0円のしくみ

頭金0円でも建てられる「フルローン」の仕組みと対応金融機関の見分け方

運営:NIKO ESTATE(株式会社LBC)
資金項目 フルローンに含められることが多い費用
建物本体工事費 含められることが一般的
土地代 含められることが一般的
仲介手数料・登記費用などの諸費用 金融機関により対応が分かれる
火災保険料・地盤改良費用など 金融機関により対応が分かれる

※一般的な傾向としての目安です。実際に含められる費用の範囲は金融機関ごとに異なります。正確な対応は無料相談でご確認ください。

01 頭金0円でも建てられる「フルローン」とは?

フルローンとは、住宅の購入・建築にかかる費用の全額を、自己資金(頭金)なしで住宅ローンによって賄う借り方のことです。頭金0円で注文住宅を建てたいと考える場合、このフルローンに対応した金融機関を選べるかどうかがポイントになります。

フルローンには、建物・土地の代金のみを対象とするものと、登記費用や仲介手数料といった諸費用まで含めて借りられるもの(諸費用ローン、オーバーローンと呼ばれることもあります)があります。

頭金0円と頭金ありでの総返済額の違いについては、関連記事『頭金0円と頭金ありで住宅ローンの総返済額はいくら違う?』で具体的に試算していますので、あわせてご確認ください。

02 フルローンの仕組み

通常、住宅の購入・建築には、建物本体工事費・土地代に加えて、仲介手数料、登記費用、火災保険料、地盤調査・改良費用など、さまざまな諸費用がかかります。これらの諸費用は、一般的に総額の1割前後になることが多いといわれています。

フルローンでは、この建物・土地代金に加えて、諸費用の一部または全部までを住宅ローンの借入額に含めることで、手元の自己資金を使わずに住宅を取得できます。上の表のとおり、建物本体・土地代は含められることが多い一方、諸費用については金融機関ごとに対応が分かれます。

借入額が大きくなる分、月々の返済額や総返済額は頭金ありの場合より増えます。フルローンを検討する際は、無理のない返済負担率に収まるかどうかを事前に確認することが重要です。月々の返済額が金利と返済期間でどう変わるかは、3,500万円を頭金なしで借りた場合の月々の試算で確認できます。

03 頭金0円で家を建てる人はどれくらいいる?

「頭金なしで家を建てるのは自分たちだけなのでは」と不安に感じる方も多いですが、実際には珍しいことではありません。住宅金融支援機構が公表しているフラット35利用者調査でも、融資率(住宅価格に対する借入額の割合)が9割を超える、頭金の少ない利用者が一定割合存在することが分かっています。金融機関によって融資率9割超と9割以下とで金利や審査の慎重さが分かれる商品設計になっていること自体、頭金の少ない利用者が一定数いることを前提にした仕組みといえます。

「頭金ゼロは特別なケース」と思い込む必要はありませんが、借入額が大きくなる分、返済負担率や無理のない返済計画をより丁寧に確認することが大切です。

04 年齢層によって変わるフルローンの注意点

20〜30代でフルローンを検討する場合、返済期間を長く設定しやすいため、借入額が大きくても月々の返済額を抑えやすいというメリットがあります。一方で、長期間にわたって返済が続くため、将来の収入見通しやライフイベント(教育費、車の買い替えなど)も含めた計画が重要になります。

40代以降でフルローンを検討する場合は、完済時年齢の上限(多くの金融機関で80歳前後)の制約から、返済期間を長く取りにくくなる傾向があります。同じ借入額でも返済期間が短くなる分、月々の返済額は大きくなりやすい点に注意が必要です。

また、年齢が上がるほど、団体信用生命保険(団信)の審査で健康状態が確認される際の条件が厳しくなる場合があります。持病がある場合でも加入しやすい団信を用意している金融機関もあるため、年齢や健康状態に不安がある方は、その点も含めて金融機関を比較することをおすすめします。

05 フルローンに対応している金融機関の見分け方

フルローンへの対応可否は金融機関によって大きく異なります。都市銀行・地方銀行、労働金庫、信用金庫、フラット35など、それぞれ独自の基準を持っており、諸費用まで含めた融資に前向きな先もあれば、建物・土地代金までしか対応しない先もあります。

見分けるポイントの一つは、各金融機関の商品説明で「諸費用ローン」や「オーバーローン」といった名称の商品が用意されているかどうかです。ただし商品名だけでは判断が難しい場合も多く、実際の審査で確認する必要があります。

NIKO ESTATEでは、20行以上の提携金融機関の中から、フルローンに前向きな先を含めてご紹介しています。1社に相談して断られても、他の金融機関では対応可能なケースは珍しくありません。

06 フルローンで無理なく通すためのポイント

フルローンは借入額が大きくなる分、審査がより慎重になる傾向があります。無理なく審査を通すためには、まず返済負担率が年収に対して過度に高くならないよう、借入希望額を現実的な範囲に収めることが大切です。

車のローンやカードローンなど他の借入れがある場合は、事前に整理しておくことで、フルローンの審査における返済負担率の圧迫を抑えられる可能性があります。

また、勤続年数や信用情報に問題がないかを事前に確認しておくことも重要です。フルローンは金融機関にとってもリスクが大きい融資のため、他の条件で不安要素がないほど、審査に前向きに検討してもらいやすくなります。

NIKO ESTATEでは、年収320万円・車のローンありのご夫婦が、手出し金0円で注文住宅を建てられた実績があります。頭金の有無だけでなく、他の借入状況や返済負担率も踏まえたうえで、複数の金融機関を比較しながら提案しています。

07 フルローンと頭金ありでは総返済額はどう変わる?

頭金を用意する場合と比べ、フルローンでは借入額が大きくなる分、総返済額も増えます。頭金0円と頭金500万円での総返済額の差は、関連記事『頭金0円と頭金ありで住宅ローンの総返済額はいくら違う?』で具体的に試算していますので、あわせてご確認ください。

総返済額だけを見ると頭金を用意する方が有利ですが、頭金を貯める期間の家賃負担や、住宅価格・金利の変動リスクも踏まえて判断する必要があります。フルローンには、貯金を待たずに今のタイミングで住まいを持てるというメリットもあります。

08 フルローンを検討する際によくある不安

「借入額が大きいと、将来の生活が苦しくならないか」という不安を持つ方は少なくありません。無理のない返済負担率に収まっているかを確認したうえで借入額を決めることが、この不安への対策になります。

「頭金0円だと審査に通らないのでは」という不安もよく聞かれますが、頭金の有無だけで審査結果が決まるわけではありません。年収、勤続年数、他の借入状況など複数の要素を組み合わせて総合的に判断されます。

不安な点がある場合は、フルローンありきで進めるのではなく、頭金を一部用意した場合との比較も含めて、無料相談で試算してみることをおすすめします。

09 よくある質問

Q. フルローンだと審査に通りにくくなりますか? A. 借入額が大きくなる分、審査は慎重になる傾向があります。ただし年収や借入状況によっては、フルローンでも審査に前向きな金融機関はあります。

Q. 諸費用まで全部フルローンに含められますか? A. 金融機関によって対応が分かれます。含められる範囲は事前に確認しておくことをおすすめします。

Q. フルローンを利用すると金利は高くなりますか? A. 金利はフルローンかどうかだけでなく、金融機関や借入条件によって決まります。一律に高くなるとは限らないため、複数の金融機関を比較することをおすすめします。

Q. 頭金を一部だけ用意した場合、フルローンと呼びますか? A. 一般的にフルローンは頭金なしの場合を指しますが、一部だけ頭金を用意して残りを融資でまかなう形も相談可能です。まずは希望の資金計画をお聞かせください。

10 フルローンを利用した場合の資金計画の立て方

フルローンを利用する場合、まず年収に対して無理のない返済負担率の範囲で借入額を設定することが出発点になります。借入可能額の目安は、関連記事『年収300万円台でも組める?住宅ローンの借入可能額を年収別に解説』でも確認できます。

借入額が決まったら、建物・土地の予算配分を検討します。フルローンでは諸費用まで含められる場合があるため、諸費用分も踏まえた総額で資金計画を立てることが大切です。

資金計画を立てる際は、将来のライフイベント(教育費、車の買い替えなど)も踏まえて、返済負担率に一定の余裕を持たせておくと安心です。

11 フルローンで注文住宅を建てるまでの流れ

まず現在の年収・借入状況をもとに、フルローンでの借入可能額の目安を確認します。次に、対応可能な金融機関を複数比較しながら、事前審査に申し込みます。

事前審査に通過したら、土地探し・建物のプランニングを進め、契約内容が確定した段階で本審査に進みます。この間、新たな借入れなど状況の変化がないよう注意が必要です。

NIKO ESTATEでは、この一連の流れを土地探しから資金計画、金融機関の選定まで一貫してサポートしています。フルローンを検討している方は、まずは無料相談でご相談ください。

12 フルローンを選ぶ場合と、頭金を用意する場合の判断基準

「今すぐ理想の住まいを実現したい」「貯金を教育費や生活防衛資金として残しておきたい」という方には、フルローンが選択肢になりやすいといえます。

一方で「総返済額をできるだけ抑えたい」「月々の返済に大きな余裕を持たせたい」という方は、可能な範囲で頭金を用意する方向を検討する価値があります。

どちらが正解ということはなく、現在の貯蓄状況、家賃負担、住みたい時期などを踏まえて、ご自身の優先順位に合わせて判断することが大切です。

NIKO ESTATEでは、フルローン・頭金ありのどちらのケースでも、無理のない資金計画をご提案しています。まずはご自身の状況を踏まえたシミュレーションから始めてみませんか。

13 フルローンを扱っていない金融機関もある点に注意

すべての金融機関がフルローンに対応しているわけではなく、頭金を一定割合求める金融機関も存在します。希望する金融機関がフルローンに対応しているかどうかは、必ず事前に確認しましょう。

対応していない金融機関に断られても、他の金融機関では対応可能な場合があります。1社の回答だけで判断せず、複数の選択肢を比較することが大切です。

NIKO ESTATEでは、フルローンへの対応状況を踏まえたうえで、提携金融機関の中から適した先をご紹介しています。

14 フルローンで建てた方の傾向

NIKO ESTATEでこれまでご相談いただいた中には、貯金がほとんどない状態から、フルローンを利用して注文住宅を建てられた方が複数いらっしゃいます。共通しているのは、無理のない返済負担率の範囲で借入額を設定していたことです。

借入額を大きくしすぎず、月々の返済に余裕を持たせておくことで、フルローンであっても安定した返済を続けやすくなります。「借りられる金額」ではなく「無理なく返せる金額」を基準に考えることが大切です。

15 頭金0円でも、まずは選択肢を確認してみませんか

フルローンは、貯金を待たずに住宅を取得できる有力な選択肢の一つです。一方で、借入額が大きくなる分、無理のない返済計画を立てることが欠かせません。

「自分の年収・借入状況でフルローンは組めそうか」を知りたい方は、住宅ローン審査診断や無料相談で、具体的な状況を踏まえたご提案を確認してみてください。

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